アシガール10話。
阿湖姫が城下から無事に城に戻ってきたときのシーン。
若君「姫、無事でなによりであった」
阿湖姫「ご城下で曲者に襲われました」
と落ち着いた様子で対応していた若君。が、
若君「唯之助を供にしておったというのは真か?」
阿湖姫「唯之助は私と着物を取り替えて、囮に」
若君「囮...」
阿湖姫「私は恐ろしゅうてその場を動けず、唯之助の行方もそのまま...」
と、唯之助の安否が分からないことを知るや否や、
若君「源三郎、太刀を持て!」
と、慌てて動き出す。
小平太「すでに配下の者達が探しております」
という小平太の言葉も聞かず、振り払い、
若君「どけ!!馬引け!!」
と、ものすごい剣幕で命令します。
若君の、唯之助への想いが強く感じられる場面です。
そして、その直後に映った阿湖姫。
阿湖姫は、若君と(おなごであることを知った)唯之助の間に、何か深い絆があるのではないかと感づいたのではないでしょうか。
阿湖姫もまた聡明な人であることが、この場面から分かります。
というか、自分がいなくなっても、唯之助のように助けにいってくれてない訳ですから、明白ですね。
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