アシガール5話。
唯が買い物から帰ってきたシーン。
唯「(両親に向かって)どうしたの?」
母「朝から尊がいないの。あんた知らない?」
唯「尊?実験室じゃない?」
父「実験室にも庭にも部屋にもどこにもいない」
唯「あいつー、逃げたな!」
と親子でやりとりが続きますが、よく見ると、唯はレジ袋を後ろに隠しながら話しているのが分かります。
その理由。
唯は、平成の世では、走ること(と食べること?)だけが取り柄のような設定になってます。
そして、アシガール4話のふくに変装したときに心の声で、
「今までデートどころか気になる男子すらいたこともないのに...いきなり、こんな...こんな!」
と言ってますよね。
つまり、お肌のお手入れやオシャレに気をつかったことなんか一度もないと。
だから平成に戻った唯は、次に腹を決めたときのために、フローラルな香りのするシャンプーを買ってきたと思います。
でも、唯はシャンプーすら自分で買ってきたことがなかったんじゃないでしょうか。
でなければ、あんな風に親の前で隠したりしないですよね。
そしてそのあと、自分の部屋でシャンプーの香りを嗅ぎながら、
「うーん、フローラル!次のチャンスにこれを使う!にゃんちってー」
と、唯は嬉しそうに言ってます。
唯の若君への愛しい気持ちを表現している、平成女子高生らしいシーンのひとつです。
あのシャンプー、次のタイムスリップで持っていったんでしょうね。
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