アシガール4話。
小平太がふくに変装した唯之助を若君の部屋に連れて行き、唯之助が若君の後ろ姿を見た途端、障子にガタッとしがみついて、
「やっと...やっと」
と、なんとも落ち着きのない態度。
小平太の咳払いがなければ、きっとあの態勢のまま、若君を見つめていたんでしょうね。笑
そのあと、
小平太パパ「小平太、いかがじゃ。鐘ヶ江の姫は。若君のお気に召しそうか」
小平太「いやはや、なんとも落ち着きのない娘で、とんだひょうげものでござる」
小平太パパ「ま、少々ひょうげておっても構わぬ」
と、酒をくみかわしながら小平太が小平太パパに告げる場面があります。
この「ひょうげもの」とはどういう意味でしょうか。
「ひょうげる」は「ふざける、おどける、ひょうきんにふるまう」という意味です。
つまり、現代風に言えば「ふざけた奴」といったところでしょうか。
ちなみに漢字で書くと「剽げる」で、歴史的仮名遣いは「へうげる」だそうです。
ただ、言葉の意味がわからなくても、語感だけで「ちょっと面白い意味なんだろうなぁ」って分かりますよね。
アシガールの時代劇部分って他の時代劇と違い、なんか惹かれます。
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