阿湖姫が現代人の姿で登場する理由(2話・3話)

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アシガール2話と3話。

3話の、三之助と唯之助のやりとり。

 三之助「元気出せ!もうすぐお城の若君様が松丸のきれいなお姫様を
     めとられるそうじゃ。そのときにはきっと振る舞いがあるぞ」
 (この間に阿湖姫が登場)
 阿湖「わたしなんか、どこにでもいる、ただの阿ー湖」
 唯之助「松丸...阿湖...。それもなんとかせねば!」

唯之助が、若君と阿湖姫の結婚の話を聞くたび、なぜか阿湖姫が現代人として登場します。

最初に観たとき、ちょっと分かりにくい場面だったのです。

その理由を説明します。

この現代人の阿湖姫は、もちろん本物ではありません。

この阿湖姫は唯が想像している、という設定なのです。

唯はそもそも、戦国時代の姫というものを見たことがありません。

平成では勉強もろくにしてませんでした。

走るのが速いだけのバカ、という設定です。

だから、唯の想像する姫は、唯の頭の中で考えられる範囲でしか想い描くことができなかった、というわけです。

ということで、唯が頭に描いた「姫」というのは、あのようなものになってしまったのでしょうね。