アシガール8話。
若君が唯に叱ったあと、部屋に戻り、
「こちらの気持ちがなぜわからぬ」
と呟く場面があります。
「こちらの気持ち」とは、どんな気持ちなのでしょうか。
そのことについて考えてみました。
このセリフの前に出てくる、若君の回想シーン。
若君が平成から戦国に戻るとき、
「唯は、父上と母上のもとに必ずお返し致す」
と唯の両親に言っています。
若君はそのことを思い出します。
つまり若君には、唯に対する自分の気持ちの前に、唯を無事に平成に返さなければならないという、大事な役目があります。
だから、唯を平成に返すまでは、命を脅かすようあ危険な目に遭わせたくないわけです。
そう言った気持ちから出た、わざと唯が平成に帰りたくなるような言葉、
「お前の助けなどいらぬ」
「お前はこちらの世のものではない」
を口に出したのではないでしょうか。
回想シーンがあったので、このように分析してみましたが。
このとき若君はやきもちを妬いていた真っ最中なわけなので、そういった感情も交じっていたんだと思います。笑
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